〈鎌倉殿の13人〉特別コラム「奥州藤原氏の栄華と夢の跡」
【松尾芭蕉の思い】 夏草や兵どもが夢の跡 (なつくさや つわものどもが ゆめのあと) ほとんどの日本人が知っている松尾芭蕉「奥の細道」の一句です。 意味を現代語に訳すと、 「今や夏草が生い茂るばかりだが、ここはかつて武士達が栄誉を求めて奮戦した跡地で、昔の栄華はひと時の夢...
〈鎌倉殿の13人〉特別コラム「源頼朝にとってラッキーだった?2つの失敗」
【源頼朝にとってラッキーだった?2つの失敗】 ラッキーな失敗 その1 <源義経の失敗> 「どうして兄はわかってくれないのか」 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も前半のヤマ場、源平合戦が終わり、義経の悲劇的な最期に心打たれた方も多いでしょう。...
【第10話】捕虜の身で頼朝を叱った秀郷の子孫とは?(2022年5月21日 投稿)
水野先生コラム:10回目 ライター:『小山殿の三兄弟』(ブイツーソリューション)、『藤原秀郷』(小学館スクウェア)著者・水野拓昌 1180年(治承4年)10月、富士川の戦いで平家軍に不戦勝した源頼朝は、すぐさま平家追討の戦いを始めるわけではなく、ひとまず関東に腰を据えます。...