【第33回】 秀郷の子孫の名前がつけられた桜がある！？
はじめての歴史ブログ 第33回
ライター記者：ゆめか
みなさんこんにちは！
前回の記事では、「藤原北家」というワードについてみなさんと一緒に見てみました！そもそもの「藤原氏」とはなんなのか？そこから繋がる「藤原北家」とは一体なんなのか？歴史初心者目線で見てみました！
▼前回【第32回】藤原北家ってな～に？▼
では！今回のブログに参りましょう！
今回は、秀郷の子孫の名前がつけられている桜が栃木県にある！という情報を耳にしたので、その紹介をこちらでしていきたいと思いますっ☆（レッツゴー！）
■栃木県には桜の名木がたくさん！？
今年は桜の開花がとても早かったですね！どこの桜も今では満開を迎えていることだと思います♪
▲佐野市唐沢山ふもとにある藤原秀郷を祀る「露垂根神社」の桜
実は！【坂東武士図鑑】に一緒に掲載している岡ジィコラムで発見したのですが…
栃木県には有名になった桜の木が多く、時代を超えて名木と言われてきた桜もたくさんあるそうなのです！！（お～）
▼岡ジィの豆知識コラム3月号バンクナンバーを見る▼
■「西行桜」？？？
みなさんは、「西行桜」という桜をご存知ですか？
名前を聞いて「あ！」と思われた方もおられるかもしれません！
「西行」桜。
栃木の武将『藤原秀郷』の子孫「佐藤義清（さとうのりきよ）＝西行（さいぎょう）」の桜なのです！
もともと秀郷と同じく武士だったものの、訳あって出家をし歌人として全国を歌を詠みながら歩いたそうです！そして、大田原の桜の名木に立ち寄り歌を詠んだことから「西行桜」と呼ばれるようになったとのことです♪
■西行ってどんな人？
西行は秀郷の9世孫でもあり、秀郷流の弓の使い手でした！
そんな西行は、秀郷流弓術を教えた相手も超大物。
栃木県出身の武将「那須与一」（どん！）
鎌倉幕府将軍の 「源頼朝」（どんどん！）
すごいですよね…どちらもみなさんが知っている有名武将ですね！
他にも、西行には逸話があり…探れば探るほど面白い人物なのです！
▼西行、人造人間を作る！？▼
桜にも歴史人物の名前が付けられているんだ～ということを初めて知りました！そして、栃木の武将『藤原秀郷』の子孫の「西行桜」も、桜が散ってしまう前にぜひ見に行ってみようと思います♪ みなさんもぜひ桜を楽しみに「西行桜」を見に行ってみてください☆（キラキラ）
▼西行桜について▼
はい！今回のブログはここまでとします！
今回は予定を急遽変更して「桜」トピックで書いてみました！（桜が散る前にと思い…汗）
次回は予定通り、今回のブログにも登場した「源頼朝」と「藤原秀郷」の意外な関係について書いて見たいと思います！
いつも最後まで愛読いただきありがとうございます！
では！次回のブログでお会いしましょう～♪
＊English summary＊
In Tochigi prefecture, there are many famous cherry trees and spots where you can enjoy many beautiful cherry trees. At the same time, there is a famous tree called “Saigyo-zakura”. Saigyo is a descendant of Fujiwara no Hidesato. He used to be a Bando samurai like Hidesato, but he became a monk when he was young and started walking around Japan with singing poems he made at places. He also stopped by the beautiful cherry tree in Otawara of Tochigi prefecture. He was pleased with the look and he sang a poem for the tree. Since then the cherry tree was named after his name “Saigyo-zakura”.
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