【第51回】「鎌倉殿の13人」比企尼ってどんな人物? (2022年4月23日 更新)
はじめての歴史ブログ 第51回
ライター記者:ゆめか
みなさんこんにちは!
前回のブログでは、現在放送中のHNK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、菅田将暉さん演じる野心あふれる武将「源義経(みなもとのよしつね)」について歴史初心者目線で書いてみました!
▼前回【第50回】鎌倉殿の13人特集!源義経とはどんな武将?▼
では!今回のブログに参りましょう!
一体どんな女性だったのか、謎多き比企尼についてみなさんと一緒にみていきたいと思います!それでは、レッツゴー!
■比企尼の尼ってなに?
みなさんは、「比企尼」の名前の読み方をご存知ですか?
私は漢字も苦手なので…初めは読めず…局長の岡ジィに何と読むのか聞いてみました。
「ひきのあま」
と読むようです!
比企氏の尼ということですね!実名は不明とのことです。。(どんな名前だったのか…気になります…)
尼という言葉を聞くと、瀬戸内寂聴さんのような
女性の坊さんをイメージする方も多いかと思います。
調べてみると確かに「出家して仏門にはいった女性」とありました。
前に岡ジィがこんなことを言っていました。
「昔の武将や女性は、命を狙われないように出家することがよくあった。特に武将のように人の命を殺めた者は身を清めるために出家しお坊さんになったんだよ」
そう考えてみると、今と昔の大きな変化を感じます。。
■比企氏ってどんな氏族?
鎌倉殿の13人では草笛光子さんが演じる「比企尼(ひきのあま)」、
その息子(養子)で13人のうちの1人、佐藤二朗さん演じる「比企能員(ひきよしかず)」は、当時とても大きな権力を持った「比企氏」という一族。
「比企」といえば、埼玉県の比企群という場所があるとのこと!
埼玉県のど真ん中に位置していているのに、、恥ずかしながら、比企郡という場所があることすら知りませんでした。。
その比企郡を治めていた比企氏ですが…
実は、栃木の武将『藤原秀郷』の子孫で「秀郷流」の一族なんです!(ここにも秀郷の繋がりを発見!)
▼比企能員について詳しくはこちら♪
■比企尼はミステリー多き人物
比企尼といえば、源頼朝の乳母で最大の支援者でもあるとのこと!
源氏一族が滅亡した時に、頼朝は生き延びて伊豆へ流されていた期間があり、その時に比企尼が頼朝へ仕送りを送るなどしてサポートしていたとのことです!
鎌倉殿13人でも、比企尼が頼朝のほっぺを触りまるで自分の孫のように接している姿が映し出されていたのが印象的でした。
(ちなみに頼朝には乳母が4人!?もいたらしく、比企尼のように自分を可愛がってくれる女性が周りにたくさんいたことを想像すると、なんだか頼朝が女性に信頼を置くのもわかる気がします。。そして、三谷幸喜さんはその姿を見事に表現している…気がします。。)
▼頼朝の乳母の1人「寒川尼」
それくらい、比企尼は頼朝から大きな信頼を得ていて、頼朝の大恩人だったのだな..と思いました。。
ただ、比企尼についての情報はこれだけ!実名も不明で、いつ亡くなったのかも不明。。
一体彼女に何が起きて、どのような最後を迎えたのか…謎が多いようです。
でも実際に、自分の娘を力のある武将へ嫁がせたり、息子を13人の御家人の1人に勧めたりと、比企氏の存続に努めた強い女性だったのかなぁ…と勝手に想像してしまいました。。
▼「比企尼」図鑑にも掲載予定!(只今準備中...)
▼源頼朝について詳しくはこちら!
はい!ということで、今回のブログはここまでとします!
次回は、予定通り「鎌倉殿の13人」特集として、13人のうちの一人「八田知家」について書いてみようと思います!知れば知るほど実はすごい…八田知家という武将について、皆さんと一緒にみていきたいと思います!
いつも最後まで愛読いただきありがとうございます!
では!次回のブログでお会いしましょう~♪
今日の+α☆
比企尼は頼朝の最大の支援者!
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