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【第11回】藤原秀郷 交流会 歴史カフェ を開催しました!-2023年9月30日



ようやくの初風吹く9月30日、第11回目の秀郷交流会を開催しました。 二荒山神社の門前 、Sweets & Cafe Flagsさんでケーキを食べながらの座談会。の、はずでしたが!当会理事の岡田さんの白熱教室となりました!


代表の宮本誠がリポートいたします。

生き残った秀郷公より名の知れている平将門公。

都から離れた未開の坂東にて、同志だった二人が何故闘う事となり、その後の将門伝説が拡がったのか?などなど、18頁に及ぶ興味深い資料と岡田さんの長年の知識は枠に収まりきれない充実の内容!参加いただいた長年の歴史好きに当会から秀郷公を知った方、秀郷のご子孫さんに、茨城からの将門ファンなど、かなりマニアックな皆さんでも満足の内容だったことと思います。 (後日レジュメも公開予定)


あらためて思う、武士の存在や武芸が拡がった坂東の地。 まだ、東北は日本では無かった平安時代。統治が行き届かず、役人の横暴による農民の怒りを収め、国境警備の役目もあり武士の存在が必然となった坂東。中でも栃木は最北として蝦夷の進軍に向かう最後の宮参り「下野一之宮」として二荒山神社は栄え、宇都宮の語源は「いちのみや」「討つの宮」などと言われています。


現在、二荒山神社の社務所展示室では10月28/29日に開催される「菊水祭」の資料展示が行われています。

菊水祭は神社一番の例祭「秋山祭」の民衆向け附け祭として350年の歴史になるそうですが、秋山祭は藤原秀郷が将門との闘いの際に17日に渉る戦勝祈願詣でにて、天皇からの霊剣を授かり、将門討伐を成就した940年から始まる大例祭になります。

また、二荒山神社の展示には秀郷公が武器製造のために西から鋳物職人を招集し後の「佐野天明鋳物」となる、三八間星兜に狛犬の展示も常設されています。


闘いの神「豊城入彦命/とよきいりひこのみこと」が祀られ、秀郷公の大願成就にあやかり、その後も源頼朝公、豊臣秀吉公、徳川家康公などの崇敬を受けた二荒山神社。 栃木の歴史を誇りとして大切に語り継ぎ、県民の支えにと思い活動しています。


ちなみに秀郷木彫り札は会員の加納さんからの寄贈。 川越には秀郷公の山車がありその曳き衆の物だそうです。

貴重な品物ありがとうございます!



10月は特別協賛会員の「栃木トヨタ」さんとのコラボ企画 『親子向けハロウィン百目鬼ワークショップ』を開催いたします! https://minaterrace.jp/event/1370

 

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