【zoomで開催!】座談会『平安時代を先導した京の摂関藤原と東国の武士藤原』を開催しました!-2024年2月24日
こんにちは!
「栃木の武将藤原秀郷をヒーローにする会」代表の宮本です。
昨日は『栃木の武将”藤原秀郷”をヒーローにする会 』
初の試みとして、ZOOM座談会を開催しました。
当会顧問にて歴史作家の水野拓昌さんに、当会専務
理事の岡田康男さんの解説にて、わたくし宮本が進行
役としてオジさん3人で開催^^;。
普段の会話でも二人の歴史談義は尽きる事が無いの
ですが、今回はZOOMにて時間制限もありますので、
画面に映らない所でイエローカードを差し出して、
話を遮っての進行^^;
題材は、前回の新春座談会でも好評でした、現在の
NHK大河ドラマ『光る君へ』を題材に”京の藤原氏”
の解説と”東国(関東)の武士藤原氏”の解説。
ドラマでも藤原さんが多すぎて、ややこしい藤原氏
ですが、平安時代を席巻した藤原氏の凄さと面白さを
かいつまんでなるべく分かりやすく話を進行。
「天皇の系統である源平ではない藤原氏が如何に
政権を握って行ったのか?」
こちらは『光る君へ』を観るとよく分かる”藤原氏の
姻戚政権システム”を解説。
また、藤の花は「つる」ですが、藤の花は、何か柱と
なるようなものに絡んで生きています。
そう考えると、平安時代「藤原氏」が摂関政治を行い
天皇を影で支えて勢力を強めていった姿をそっくり
そのまま反映しているようですが、中大兄皇子はその
思いを込めて鎌足に”藤原”氏を与えたのでしょうか?
後付けの話かも知れませんが歴史にはそんな楽しみ
方も。
武士の話では、京都の藤原政権システムから外れてし
まう傍系藤原氏が地方の役人として赴任します。
地方貴族は荘園制度にて地方の貴族も富を持つように
なり地元の豪族との婚姻にて勢力を拡大し武士団が
形成されて行きます。
ここにも多くの人を引きつけるには名門家としての
”藤原”の名が活かされいたのは間違え有りません。
また、当時の栃木は大和朝廷管轄下の最北の地であり、
ここから東北の地は蝦夷地として統治出来ていない
場所であったため戦やその備えも必然的に武士団が形成
されて行ったとの話しも。
平安のまつりごとを担い、日本文化の基礎を築いた貴族
藤原と、その後の日本を纏める武士の原点である東国の
藤原氏。平安時代を席巻した藤原氏の凄さと面白さを
知った座談会となりました。
また、今回はZOOMでの開催で、佐野に東京、大阪、
ロサンジェルス!と各地からご参加いただきました!
ロスから参加の宇都宮出身でアメリカで栃木の良さを
伝えてくれてくれている田崎さんからは、栃木へのインバ
ンド需要は1位が台湾、アメリカは2位とのこと。
アメリカから観た日本の魅力として「伝統、文化、
歴史に自然。
アメリカはまだ300年程の歴史で日本の文化は計り
知れない魅力です」「栃木の歴史を知って誇りを
持って発信することで海外からの魅力に繋がります!」
と、当会へのエールも頂きました!
世界の中でもまれに見る歴史を持つ日本。
その文化を誇りとして、世界にも発信しインバウンド
の需要にも繋げたいと思い発足した当会です。
秀郷御子孫の方からは系図を送っていただき1000年
の歴史を感じましたし、秀郷のお膝元、当会佐野支部
からは、座談会の内容から新たな発見も見つかりました。
今回は初めてのZOOM座談会で覚束無い進行ではあり
ましたが、みな様の参加と協力のもと、意義有る会の
運営にして行く事をあらためて考えられる事が出来る
機会となりました。
次回の開催ではもっと多くのみな様に参加してもら
える様にブラッシュアップして参ります!
座談会の模様は後日配信予定です。
坂東武士図鑑とは
藤原氏”かんたん”年表
↓↓↓↓ 座談会の模様はこちらから ↓↓↓↓
◆藤原秀郷をヒーローにする会 会員募集中!
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